日田中央病院様が当社システムをご検討頂いたのは、阪神・淡路大震災や東日本大震災での教訓からだったそうです。
同病院様は透析患者を多く抱えていらっしゃいます。断水に備えた水道ライフラインの強化を目的とし、災害時にも「患者様を守る」体制を整えるため、当社システムをご導入いただきました。
また、2012年2月、近隣住民の方々にも飲料水をご提供いただくために、日田市と「災害時における協定書」を締結されました。
【協定書の概要】
導入させて頂いたシステムは、1日約80㎥の飲料水を供給できます。一方、病院で1日に利用する水は約40㎥。災害時に水道が断水した場合、災害により病院の使用水量が50㎥に増えたとしても、余剰分である30㎥=約1万人分の飲料水を無償で近隣住民に供給していただくための協定書となっています。
私はこれまで数多くの施設へ弊社システムを納めてまいりましたが、日田中央病院様が、初めて経済メリット無しで導入頂いたお客様です。
日田中央病院様は、東日本大震災において“水”がないために、透析が出来なかった病院が多数あることを切実な問題として受け止められ、経済メリットは考慮されず、断水対策設備として導入されました。
また、水量も豊富であったことから、近隣住民にもこの水を災害等の断水時に提供したいという思いから、日田市と災害協定を締結されました。
今後も地域社会への貢献という理念に共感しながら、少しでもお役に立てる様に尽力します。
地下水膜ろ過システム導入後、地元自治会と防災協定を締結
四日市羽津医療センター様(三重県)地下水膜ろ過システム導入後、経費削減と病院のイメージアップ
那珂川病院様(福岡県)地下水膜ろ過システム導入後、地元自治会と防災協定を締結
可児とうのう病院様地下水膜ろ過システム導入後、水道料金を約12%削減
所沢慈光病院様(埼玉県)地下水膜ろ過システム導入後、自治体から「災害時飲料水供給施設」の認定
麻生総合病院・麻生リハビリ総合病院様(神奈川県)地下水膜ろ過システム導入で水ライフラインも「2WAY」を実現
国立病院機構 水戸医療センター様(茨城県)三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社のウェルシィ事業部では、多くの病院の導入事例があり、さまざまなシーンでご活用いただいております。
地下水(井水)膜ろ過飲料化システムや工業用水膜ろ過処理・飲料化システムを主にご提供しており、井戸掘削(さく井)・井戸改修・ろ過塔などさまざまなサービスもご提案いたします。
掲載以外の事例もございますので、お気軽にお問い合わせください。